子ども、中学生に5分で勉強のやる気を引き出す秘訣
勉強したくない子ども、中学生に5分でやる気を引き出す秘訣
勉強にしても、何にしても子どもや中学生に勉強へのやる気をだしてもらうというのは大変ですよね。「ダラダラしてなかなか勉強に取り掛からない」「自分から学ぼうという意欲がない」お子様の姿を見てイライラした経験は少なからず誰にでもあると思います。
「勉強したくない」と思っている子どもや中学生の勉強へのやる気をどうやったら引き出せるのでしょうか?
子どもや中学生が「勉強したくない」とグズっている時、勉強から逃避している時、「勉強しなさい!!」と叱りつけるのは絶対にやめましょう。口うるさく言われて嫌々やる勉強は身につかず意味がありません。また、ダラダラ勉強する癖がつくと弊害が大きくなります。
加えて、「なぜ勉強しなければならないのかを子どもや中学生に理解させる」なんて野暮なこともやめて下さい。それは大人の自己満足です。勉強の必要性は自分で感じる時が必ず来ますし、勉強の面白さは自分で見つけてこそ意味があるのです。
気分を乗せて、子どもや中学生に勉強へのやる気を引き出す
発想を替えて「子どもや中学生がやる気を出せる」とまでは言いませんが、「勉強しよう!」と思えるような環境を作ってあげることが大切だと私は思います。方法は簡単です。うまく子どもや中学生の気分を乗せる雰囲気を作って下さい。
私は授業の冒頭の1~2分、必ず子どもや中学生達と雑談をするようにしています。集団授業にしろ、家庭教師にしろ1週間ぶりに会いますので、学校や家庭での出来事を聞いたりしながらお喋りをします。この会話が楽しいものであると、子供達は気分良く授業に入っていきます。気分を少し乗せることで、子どもや中学生の勉強へのやる気を引き出していきます。
友達や恋人に電話した時、電話越しに聞こえる第一声が、悪かったり、暗かったりするとテンションが下がりませんか?まさに同じ原理です。子どもや中学生の勉強へのやる気というのは非常に繊細と言えるでしょう。
ご家庭でなら、お子様が小学生の場合は子供の横に座ってお喋りをしてあげて下さい。勉強にまったく関係ない話ですと意識がそっちに傾きすぎてしまうので、例えば、塾や家庭教師の先生の話などから切り出すとよいでしょう。
「先生がね、こんなお話してたよ~」「先生ね、宿題いっぱい出したよ~」などの会話から少しずつ気持ちが勉強の方に向いていきます。先生への満足度が高い子供は、家庭内でよく先生の話をしているようです。うまく子供の気分を乗せるような雰囲気作りの為には、子供の世界を共有することが大事だと思うのです。
中学生のお子様には、うまく気分を乗せる為に、頑張っていることをおおいに褒めてあげて下さい。部活動との両立などで身体が疲れていて、勉強する気分にならない時もありますから、「勉強しなさい!!」と追い詰めるのではなく、少し休憩をとるように促したり、気分転換になることを勧めたりして、お子様の状況を受け入れてあげて下さい。
そうすることで、子どもは頑張ろうという気持ちを持つものなのです。子どもや中学生の勉強へのやる気をやる気を引き出すちょっとしたコツです。
高校生のお子様は、ほっといて下さい。自分で自分をコントロールできる&できなければならない年代です。