どちらがベスト?学習塾と家庭教師
学習塾と家庭教師のどちらがベストかということですが、これはもちろんどのような授業を期待するかによって変わってきます。大きく異なる点は家庭教師が1対1の授業に対して学習塾が集団で展開される点です。生徒のレベルと性格面からどちらがベストかを考えることができます。
家庭教師がベストな生徒というのは、基本的なレベルの学習からしっかりと勉強していきたいという場合です。1対1のため講師も生徒の弱点や長所、勉強スタイルをしっかりと理解した上で指導を行うことができます。
また人見知りで学校や学習塾などではなかなか自分から質問に行くことができない生徒に合っています。すべてが1対1で展開されるため質問もしやすく、気軽にわからない部分を聞くことができます。
学習塾がベストな生徒というのは、基本はできているけれども応用を習得する必要がある、というケースです。基本的にクラスは同じレベルの生徒で構成されるため、ライバル意識が芽生え、上のレベルに進むモチベーションになります。
デメリットで言うと、家庭教師はその知識指導方法が属人的なため、講師によって能力にばらつきがあります。高学歴だから選んでみたら性格面が生徒と合わずにうまくいかなかった、というケースもあります。一方、学習塾ではその学習塾の方針で講師も指導を行うため講師の質が安定しています。
学習塾のデメリットは実際に勉強しているかどうかを親御様が確認できないため、たとえば授業中に寝ていたとしてもそれがわかりません。そのため生徒の自律性が求められます。友達も自然と増えていくため、授業中に遊んだりしないように生徒自身が気をつけなければなりません。
一方の家庭教師は1対1かつ通常は自宅で行われため、どのような姿勢で勉強をしているかどうかを直接確認することができます。
費用面で言うと、家庭教師はその講師の質によって大きく異なってきます。また講師の交通費なども発生します。講師の質、交通手段によって変動するため、いくらかかるのかが一定ではありません。
一方学習塾の場合は基本的に先生が変わっても費用などは変わらないですが、毎月のテストなどの費用が発生します。ですがそれらはあらかじめわかっているものなのでいくらかかるのかを計算しやすいです。
以上の生徒の性格、レベル、それぞれのデメリットと費用を考えてどちらがベストなのかを選ぶのをおすすめいたします。