家庭教師と学習塾の違いとは

家庭教師と学習塾、どちらがいいのかというのは子供を持つ親にとって永遠のテーマ。しかしこの答えは必ずしも常に片方に軍配があがるわけではありません。お子さんの性格や勉強のスタイルによって大きく左右されるものです。ここでは項目ごとに家庭教師と塾の違いを示し、どんな子供と相性がいいか・悪いかをわかりやすく説明していきます。

 

【勉強する環境】 家庭教師:家  学習塾:教室

家庭教師の場合は概ね講師が家に訪問し、子供の部屋などで勉強を教えるというスタイルです。いつもの慣れた部屋で勉強ができるので、緊張しがちな子供や学校のような雰囲気が苦手な子供にとってはリラックスして勉強できるいい環境と言えるでしょう。塾に移動する時間が節約できるので、忙しい子供の時間節約としても有効です。

 

対して学習塾は子供が教室に通って勉強をしに行くというスタイル。家は何かと誘惑が多かったり、家族の声や物音が聞こえたりして集中しづらい場合があります。落ち着きのない子供の場合は学習塾のピシッとした環境の方が勉強がはかどることでしょう。

 

【講師とのコミュニケーション】 学習塾<家庭教師

学習塾は1対多数の授業であることがほとんどです。集団授業は学校の授業と同じような形式ですし、個別指導塾の場合でも1人の講師が2,3人の生徒の勉強を同時に見るという形式のところが多いです。

 

対して家庭教師の場合は、こちらから「友達と集まって勉強するところを見てほしい」、「兄弟・姉妹の勉強も同時に見てほしい」とリクエストしない限りは1対1です。よって必然的に家庭教師の方がコミュニケーションが密接になるというわけです。

 

子供が「今日はこの単元の勉強がしたい」、「テストが近いから苦手教科のテスト範囲を復習したい」と自分から言えるタイプであれば、家庭教師を利用した勉強で大変高い効果を得ることが期待できます。

 

自分の得意、苦手、やりたいことがハッキリと講師に伝えられるならコミュニケーションを取れば取るほど勉強の質を向上させていくことができます。逆に学校の先生に自分から質問ができないという消極的な子供の場合も、マンツーマンなら気軽に質問ができるため家庭教師向きです。

 

もちろん、コミュニケーションが密接であればあるほど勉強の成果があがるというわけではありません。気難しい子供であれば、べったりついてくれる家庭教師よりも学習塾の距離感の方が快適に感じられる場合もあります。

 

おしゃべり好きな子供や好奇心旺盛な子供は勉強より講師の方に興味が向いて、隙があれば雑談に脱線させようと画策する傾向があります。それでも勉強熱心ならいいのですが、サボりグセが染みついているようであれば塾の方が向いていると言えるでしょう。

 

【講師の若さ】 家庭教師<学習塾

家庭教師は圧倒的に大学生の講師が多いです。中には長年のキャリアを積んでいるベテラン講師や社会人講師もいますし一概には言い切れませんが、ほとんどの場合は大学生講師を紹介されることになります。

 

年齢が近いため子供にとっては心を開きやすい相手ですし、学生生活の楽しさや思い出、講師自身の受験体験談といった話も大人より子供に近い目線で聞くことができる相手でもあります。

 

上の兄弟・姉妹がおらず進学後のイメージがしづらい子供にとっては非常にいい刺激となりますし、お兄さん・お姉さんに憧れている子供なら来てもらうこと自体が楽しみになって勉強のモチベーションアップにも繋がります。

 

学習塾にも大学生の講師がいることは多いですが、若い講師だけの教室ということはなかなかありません。何年も受験生を受け持ち見送ってきたベテラン講師がいるので、豊富な経験を生かしたサポートが期待できます。また子供と年齢が離れている分威厳をもって叱ったり諭したりできるため、子供が不真面目な場合には効果的です。

 

【授業のスピード】 家庭教師<学習塾

家庭教師は子供の学力によってオーダーメイドに授業を受けられるということが何よりの強み。子供が得意としている単元を飛ばすことも苦手としている単元を何度も復習することも自由自在です。

 

得意・苦手にムラが大きい子供や一度つまずくと理解できるまでに時間がかかる子供、学校の授業スピードについていけない子供の場合は家庭教師と相性バッチリです。

 

対して学習塾は、集団授業の場合は授業のスピードが非常に速いです。塾も方針にもよりますが、まずは学校の進度の先を行って全ての学習内容を終わらせてからひたすら受験対策を繰り返す形式の塾がほとんど。成績が高く学校の授業に退屈さを覚えている子供の場合はどんどん上を目指せる学習塾が向いています。また個別指導塾はこの場合家庭教師の方に近いと言えます。

 

このように子供のタイプによって家庭教師と塾のどちらがオススメできるかは変わってきます。子供がどういった環境で勉強をしたがっているかという希望も踏まえて、子供の今の状況からより高い効果が見込める方を選択すれば必ず満足のいく結果を出してくれることでしょう。

 

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