偏差値40の中3生を志望校に合格させる方法

偏差値40で入学可能な高校となると、それだけでかなり選択肢が狭まってくるもの。中学3年生の時点で偏差値40の段階から志望高校の合格ラインに持っていくのは至難の業ですが、けっして不可能なことではありません。これからあなたのお子さんが受験戦争で大逆転を果たすためのとっておきの話をします。

 

1. 「志望高校」のランクを検討してみる

「目標を下げたら受かるのは当たり前!」と思われるでしょうが、これは偏差値40の高校に目標を変えるという話ではありません。むしろ現状での合格ラインにまで目標を下げるというのは非常に危険ですので、できれば避けて頂きたいくらいです。

 

現時点での子供の実力で受かるレベルの高校に今から狙いを定めてしまったら、子供はまず間違いなく油断をします。今まで通り遊んでいたら高校に受かる、と信じ込んで最低限の受験勉強もしない可能性が非常に高いです。そうなると「高校入試」向けの対策が十分にできず、本番でいつも通りの実力を発揮することすらできなくなるのです。

 

従って、現在の子供の偏差値より合格ラインが少し上、偏差値45近辺の高校を狙うことが受験対策としては非常に重要なものとなってきます。

 

2. 子供の志望動機を重視する

部活が強い、校則が自由、仲のいい先輩がいる、友達が受ける、制服が可愛い、などというように子供が志望高校を決める理由は様々。しかし子供が強い気持ちで「この学校に行きたい!」と思えるのなら、その理由自体はどんなものでも構いません。理由よりも入学してからの自分がしっかり想像できるかどうかが大切なのです。

 

入学してからの楽しい高校生活の青写真は子供にとって何よりのモチベーションになりますし、具体的な目標を持って取り組むかどうかで勉強の成果は大きく変わってきます。

 

3. 毎回の勉強に小さな目標を持って取り組ませる

志望校という大きな目標を持ったところで、次は小さな目標を常に見定める習慣作りが必要です。勉強だけでなくビジネスの場面でも、優秀な人はいきなり大きな目標に向かって突進するのではなく、そのために積み重ねるべき小さな目標を常に意識しています。

 

そうすることで、今自分が何をすればいいかという課題意識が生まれてきますし、小さな目標の達成によってコンスタントに得られる喜びから勉強のモチベーションを維持することにも成功します。これは優秀な人に限らず、誰にだってできることです。

 

例えば「前回のテストでわからなかった因数分解のやり方を理解する」だとか、「苦手な電流の問題を解けるようにトレーニングする」というように、

・一日の勉強で解決できる
・そのために何をしたらいいのかがハッキリしている
・その目標をクリアすることで確実に点数を伸ばせる

この3つの条件を満たすような目標であれば効果的です。勉強を始める前にこのような目標を決めることで意識を一つのことに集中し、より高い勉強の効果が得られるようになります。この課題意識を持つ習慣は受験勉強だけでなく、子供の将来のあらゆる場面で役に立つ財産となるはずです。

 

4. 数字に捕らわれすぎない

この時期になるととにかく偏差値で一喜一憂してしまいがちです。前回の模試より飛躍的に偏差値が上がったり、逆に下がったり、数字は残酷までにハッキリと学力の評価を示してきます。しかしここで慢心したり焦ったりすることは受験合格への道から大きく逸れる原因となってしまうということをよく覚えていてください。

 

偏差値は常に万能ではありません。同時に模試を受けている学生の顔ぶれや調子、問題の質に左右されるものです。正答率が低い問題でたまたま正解すれば偏差値は大きく上昇しますが、受験本番も同じようなラッキーが起きるとも限りません。「悪問」に惑わされた結果調子を落としてしまうことだってあります。

 

良くも悪くもその時の偏差値=本物の実力とは限らないのです。

 

特に偏差値40からのスタートは崖っぷち、少しの判断ミスが命取りになってしまうもの。よって偏差値や点数から短絡的に決めつけず、慎重にならなければいけません。例えばたった一度成績が上がったからといって安心はできません。受験本番が近づくにつれて多くの学生が「受験モード」に目覚めていきます。

 

極端な話に思えますが、ギリギリまで部活に熱中していた子供が引退後に目覚ましい追い上げを見せ、冬休み明けには見違えるほどの好成績を叩き出すことだって毎年のように見られる現象です。このようにライバルがどこにどれだけ潜んでいるかわからない状況で、けっして油断はできません。

 

一方でたった一度の成績不振から塾や家庭教師を変えるのは非常に危険な判断です。受験本番まで時間が少ないという焦りの中で環境を変えるというのは、子供にとって大きな負担になります。さらにはその子供自身のことをよく知っている塾・家庭教師でなければベストの方法で指導をしてもらうのはなかなか難しいもの。

 

低迷している時こそがその塾や家庭教師の腕の見せ所ということで、やきもきせず見守ることが重要です。

 

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