成績が上がるおまじない それは子どものやる気を引き出す方法そのものです
勉強にしても、何にしても成績が上がるおまじないがあるといいのにって思いませんか?「ダラダラしてなかなか勉強に取り掛からない」「自分から学ぼうという意欲がない」お子様の姿を見てイライラした経験は少なからず誰にでもあると思います。
「勉強したくない」と思っている子どもや中学生の勉強へのやる気をどうやったら引き出せるのでしょうか?
子どもや中学生が「勉強したくない」とグズっている時、勉強から逃避している時、「勉強しなさい!!」と叱りつけるのは絶対にやめましょう。口うるさく言われて嫌々やる勉強は身につかず意味がありません。また、ダラダラ勉強する癖がつくと弊害が大きくなります。
加えて、「なぜ勉強しなければならないのかを子どもや中学生に理解させる」なんて野暮なこともやめて下さい。それは大人の自己満足です。勉強の必要性は自分で感じる時が必ず来ますし、勉強の面白さは自分で見つけてこそ意味があるのです。
成績が上がるおまじない
学業成績を上げるためには、以下のような方法があります。
良い習慣を身につける:毎日決まった時間に勉強する習慣を身につけることで、集中力や記憶力が向上し、学業成績を上げることができます。
睡眠をしっかりとる:十分な睡眠をとることで、脳のリフレッシュができ、学習能力が向上します。1日のうちに7〜8時間の睡眠をとるようにしましょう。
食生活を改善する:健康的な食事を摂取することで、脳の働きが改善され、学習能力が向上します。バランスの良い食事を心がけ、お菓子やジャンクフードの摂取を控えるようにしましょう。
集中力を高める:勉強する前に、ストレッチや深呼吸をすることで、リラックスした状態になり、集中力を高めることができます。また、勉強中に集中力が切れた場合は、短い休憩をとってから再び勉強に取り組むようにしましょう。
読書や書き込みをする:授業や勉強した内容を自分の言葉で書き込むことで、覚えやすくなります。また、余暇の時間に読書をすることで、語彙力や読解力が向上し、学業成績につながることがあります。
以上が、学業成績を上げるためにおすすめのおまじないです。ただし、成績を上げるためには、継続的な努力が必要です。毎日少しずつでも勉強に取り組むことが大切です。
気分を乗せて、子どもや中学生に勉強へのやる気を引き出す
発想を替えて「子どもや中学生がやる気を出せる」とまでは言いませんが、「勉強しよう!」と思えるような環境を作ってあげることが大切だと私は思います。方法は簡単です。うまく子どもや中学生の気分を乗せる雰囲気を作って下さい。
私は授業の冒頭の1~2分、必ず子どもや中学生達と雑談をするようにしています。集団授業にしろ、家庭教師にしろ1週間ぶりに会いますので、学校や家庭での出来事を聞いたりしながらお喋りをします。この会話が楽しいものであると、子供達は気分良く授業に入っていきます。気分を少し乗せることで、子どもや中学生の勉強へのやる気を引き出していきます。
友達や恋人に電話した時、電話越しに聞こえる第一声が、悪かったり、暗かったりするとテンションが下がりませんか?まさに同じ原理です。子どもや中学生の勉強へのやる気というのは非常に繊細と言えるでしょう。
ご家庭でなら、お子様が小学生の場合は子供の横に座ってお喋りをしてあげて下さい。勉強にまったく関係ない話ですと意識がそっちに傾きすぎてしまうので、例えば、塾や家庭教師の先生の話などから切り出すとよいでしょう。
「先生がね、こんなお話してたよ~」「先生ね、宿題いっぱい出したよ~」などの会話から少しずつ気持ちが勉強の方に向いていきます。先生への満足度が高い子供は、家庭内でよく先生の話をしているようです。うまく子供の気分を乗せるような雰囲気作りの為には、子供の世界を共有することが大事だと思うのです。
中学生のお子様には、うまく気分を乗せる為に、頑張っていることをおおいに褒めてあげて下さい。部活動との両立などで身体が疲れていて、勉強する気分にならない時もありますから、「勉強しなさい!!」と追い詰めるのではなく、少し休憩をとるように促したり、気分転換になることを勧めたりして、お子様の状況を受け入れてあげて下さい。
そうすることで、子どもは頑張ろうという気持ちを持つものなのです。子どもや中学生の勉強へのやる気をやる気を引き出すちょっとしたコツです。
高校生のお子様は、ほっといて下さい。自分で自分をコントロールできる&できなければならない年代です。