中3・高3の夏から受験勉強を始めるのであれば、最初に子供と話しておくべきこと
受験勉強を始める時期が遅ければ遅いほど、学習方法が詰め込み式になってしまうことは仕方ありません。よって中3・高3の夏から受験勉強を始めるのであれば【効率を重視する】ことが極めて重要ですが、その前にこれからご紹介する3つのことを子供と話しておきましょう。
受験を意識して中3から塾に通い始める、家庭教師を頼むというのはよくあるケースです。私達もプロですから、なんとか成績を上げて志望校に合格させてやろうと尽力します。
1. 子供の志望校・将来の夢を話し合う
効率重視の学習とはけっして楽しいものではありません。子供への負担が大きく、肝心の冬になって息切れしてしまう可能性だってあります。それを防ぐためにまずはハッキリした目標設定をする必要があるのです。
子供がやりたいことや将来の夢を実現するためにどんな学校でのどんな勉強が必要なのかをじっくり話し合っておきましょう。
その際にはテレビを見ながら、夕食を取りながらといった片手間ではなく、静かな部屋で顔を向け合って話すことを大事にしてください。(参考記事)中学生が勉強しないとどうなる?
2. 子供の志望校に進むために必要な学力を伝える
子供の目標が決まったら、次はそれに向けてどれだけ勉強していけばいいかを子供に理解させる段階です。一番説得力があるのは模試の結果で算出される偏差値です。。
偏差値は県内や全国の学生の中で自分の学力がどういう位置にあるのかを知るために必須のものですので、直近のデータを用意するか、ないのであればすぐにでも受けさせることを強くおすすめします。
偏差値があれば志望校に受かるためにどの教科の点数をどれくらい伸ばしていくべきなのかがわかります。それを子供に示すことと、夏から始める受験勉強ではかなりの努力をしなければならないことを子供に説明しなければなりません。。
そこでは
を大事にしてください。子供に油断させることも不可能だと思い込ませることも禁物です。。
3. 塾・家庭教師を始めるように説得する
子供に効率重視の受験勉強が必要なことを理解させたら、いよいよ「これからどのようにして受験勉強を始めるか」を話し合う時です。中3・高3の夏から始める受験勉強、独学では乗り切れるものではありません。。。
残された時間を最大限に有効活用して学力を飛躍的に伸ばすことは塾・家庭教師といった【受験のプロのサポート】が必須となります。。。
塾・家庭教師は合格偏差値や試験問題の傾向といったデータを収集・分析しており、志望校合格に必要となるテクニックやあらゆる弱点に対処できる独自のノウハウを持っているのです。。。
決められたカリキュラムをこなすためだけの学校の授業ではもはや間に合わない段階なので、受験に特化した学習計画や学習方法をプロによって組み立ててもらいましょう。。。
もちろん子供自身のモチベーションが第一ですから、どういう塾・家庭教師の下で受験勉強をしたいかという意向を聞いておくことは非常に大切です。親子と業者、三者で話し合って双方にとって信頼の置ける塾・家庭教師に依頼すれば合格への糸口が見えてくるはずです。