家庭教師は男性・女性どちらがいい?
参考
家庭教師の選び方5選

家庭教師を依頼する際に、ある程度講師のタイプを希望することが可能です。そこで選択できることのひとつが講師の性別。講師と子どものミスマッチを極力避けるためにもここは気にしておきたいポイントです。

 

1.子どものタイプから見極める

必ずしも男子には男性講師、女子には女性講師が合うというわけではありません。同性がいいか異性がいいかということも子どものタイプによって変わってきます。思春期の子どもは、大人が思っている以上にいろんなことを気にします。そこで、以下のことをチェックして子どもと相性のいい講師の性別を見極めましょう。

 

・どんな友達と仲がいいか

・学校の教師で好きな先生、話しやすい先生は誰か

・兄姉の有無と性別

・興味や関心のあること、趣味

 

2.男性講師が向いているケース

男友達が多く、普段家族以外の身内と関わる機会の少ない男子なら男性講師のほうがいいでしょう。女性講師だと何を話していいのかわからず緊張してしまうかもしれません。

 

女子の場合も異性の友達や先生に対して好意的なら男性講師のほうが向いているでしょう。対人関係であらゆる悩みを抱える時期なだけあって、同性に対して抵抗感を覚えている可能性があります。

 

また、兄がおらず「兄」という存在に憧れている子どもの場合は男性講師がつくと喜びます。年齢が親や学校の教師よりも子どもに近いため、心を開きやすいのです。

 

他にもサッカーや鉄道といった男性が興味を持つことの多い趣味があるのなら、男性講師をつければそういった話題で盛り上がれるため仲よくなりやすいです。そういった子どもが興味のあることに詳しい講師であれば、子どもの好きなものに絡めて勉強を教えることができ、子どもが勉強に対して興味が持てることを期待できるのです。

 

・女性講師が向いているケース

説明するまでもないかもしれませんが、こちらは男性講師が向いているとまるっきり対照的です。女友達・女性教師と仲がよかったり、「姉」に憧れていたり、女性が興味を持つことの多い趣味があったりするのであれば、女性講師のほうが子どもにとってとっつきやすい可能性が高いです。

 

・とはいえ、あまり気にしなくてもいい

上のように述べましたが、実際のところ子どもがよっぽど男性が苦手、女性が苦手といったことでもない限りはあまり神経質になるような問題でもありません。家庭教師の性別を気にしすぎてしまい、いい条件の講師を逃してしまってはもったいないです。

 

家庭教師の条件でとにかく気にするべきなのは子どもとの相性。子どもの意見もよく聞いて、どんな人から勉強を教わりたいかというイメージをハッキリ派遣センターに伝えることができれば、ミスマッチもなく充実した指導時間を過ごせることでしょう。