1、現在の塾に満足していますか。
塾というものは、古くは江戸時代の寺子屋まで遡る我々の日常の風景に溶け込んだ存在です。駅前にいけば多くの塾がひしめいているでしょう。おそらく、中学生であれば、その選択基準は、仲良しの友達が通っているからといったものではないでしょうか。例えば、普段は学校のサッカー部で汗を流していたが、友達の一人が高校受験の準備で駅前の塾に通いだしたので、自分も一緒にというケースが多いのではありませんか。でもそのような判断基準で塾を決めても大丈夫ですか。
現在、ゆとり教育を反省して今日の中学指導要領では、かなり内容変更がありました。そのことにより混乱しているのは、生徒ではなくむしろ学校の先生だったということがあるかもしれません。今まで使用してきた教科書は使えなくなり、そればかりか授業で教える内容も刷新されています。現場の学校の先生は、新しくなった指導要領を理解し、授業に反映させなければいけないので、それに合わせるために奔走しているのかもしれません。
このことは、塾においてもあてはまるのではないでしょうか。いままで蓄積してきた近隣の定期テストにおいて、新しくなった指導要領下でも出題傾向が踏襲されるとは限りません。翻って、公立高校の入試においては内申点が高校側の選考において重要な役目を果たすことは変わらないでしょう。しかし、ごぞんじのように、その内申点には、普段の定期テストの点数が大きく関係してきます。つまり、定期テストでいい点を取らないと公立高校の入試試験の際、かなり不利な立場に陥ってしまうわけです。さて此の点、皆様の通っている塾は、刷新された教育指導要領の研究は進んでいますか。
トライでは、日々教育行政の動向に注目しています。さらには、高校側の情報も豊富に有しています。したがって、現場の先生がどのように動くかに関しても、ある程度予想が付けられます。
2、ご子息の勉強習慣でこまったことはありませんか。
確かに遊びたい盛りの小学生あるいは中学生に対し、ただ勉強しろと言っても子供は机に向かって勉強するということを習慣化しようとは思わないでしょう。
トライでは、心理学者ヘルマン・エビングハウス氏の理論を基づいて三段階復習法を開発しました。
1、ロビンソンの法則
授業後1時間のうちに授業内容を思い出す習慣をつけます。
2、エビングハウスの法則
授業当日の寝る前に、授業内容を思い出すようにします。
3、リハーサル法
授業の次の日に答えを見ないで、問題を解きます。
ここからは、小学生以下に焦点を当てて話を進めます。概して子供は非常に素直に反応するものです。何かをして、自分に有利な効果が出れば関心を示します。そして、子供に限らず、人間は誰しもが知的好奇心を持っています。時にその好奇心は、周りの大人が望まない形で現れるかもしれません。例えば、私はこんな話を着たことがあります。ある子供に田舎か上京してきた親戚のおじさんが、お土産を持ってきたそうです。そのおもちゃは、ミニカーだったそうです。その子供はお礼を言って、そのミニカーをおじさんの見ている前で分解し始めたそうです。勿論、悪戯はありません。いそいで、その場にいた両親が止めにはいったそうです。
確かに、常識からすれば、その子の行動は常軌を逸しています。でも、自動車会社の新車開発部門では規模を違いますが、同じことをしています。人間は社会的な生き物だとアリストテレスが表現したように、子供の本能的行動を無制限に許容することは、却って本人にとってよくないことです。しかし、その行為が、果たして止めるべきか、あるいはその子の知的好奇心が開花しようとしている瞬間なのかの判断は難しいところです。
この点、学校の教科を対象としたうえでの行動であるなら、多少は甘い判断になってもいいのではないでしょうか。例えば、歴史の授業を受けて「お城」だけに興味を持ったとします。おそらく、お城の知識をいくら持ったところでたかが知れていると大人は判断するでしょう。日本のお城を全部覚えたところで、テストの点数は向上しないと考えるかもしれません。
しかし、トライはそのように考えません。特に小学生低学年であれば、むしろ学習習慣を身に付ける好機を捉えます。要するに、自発的な学習習慣というのが理想の勉強習慣ということです。言われるがままの勉強では、いつまでたっても自立した勉強習慣は身に着けられません。問題点を自ら発見し、その解決法を模索する姿こそ本当の勉強している姿ではないですか。
3、中学受験をお考えの皆様に
現在の中学入試問題をご覧になったことはございますか。
例:1・2・3・4のカードが、それぞれたくさんあります。この中から、2枚1組で組をつくると、何通りにちがった組ができますか。(東京・女子学院中)
いかがですか。これは、高校の数学Ⅲの「確率」から持ってきた問題ではありません。ランドセルを抱えた小学生が解く問題です。n!(Nの階乗)は、勿論まだ勉強していないはずです。しかも、この問題は、ちょっとしたひっかけ問題になっています。すなわち、2ケタの数字を求める問題ではなく、2組をつくるという問題です。したがって、
例えば、(1・2)と(2・1)の組み合わせは、同じ組み合わせとなるわけです。
よって、単純に4×4=16ではだめなわけです。
高校生なら
4P2=12 さらに12÷2=6 さらに同数同士の組み合わせ4つを足して
6+4=10
と答えるでしょう。
因みに、大学入試と比べてみると
例:0・1・2・3・4・5の6つの数字がある。この時、6ケタの数字を作り、その6ケタの数の内で、5の倍数はいくつあるか。(北海道大学)
考え方)
5の倍数ということは一桁の数字が“0”か“5”のどちらかになります。
“0”の場合、“0”を一桁で使いますから残った5つの数字で他の桁を構成します。
5!=120
“5”の場合、“5”を一桁に使います。“0”は6ケタにはこれないですから
5!-4!=96
二つの数字を足します。
120+96=216
どうでしょうか、小学生と大学受験の差をお感じになりましか。私は正直なところあまり差を感じませんでした。いいたいことは、小学生が受ける中学校の入試問題は、中には大学入試に匹敵する問題が出題されるということです。当然、公立小学校の勉強では、太刀打ちできません。なんらかの手段を講じなければ受かりません。
しかし、大抵の中学受験予備校は集団授業です。そしてそのカリキュラムは小学4年生から組まれているのが一般的です。そうすると、4年次にそうした集団授業に参加するタイミングを逸してしまうと諦めなくてはいけないのでしょうか。
確かに、以前はそうでした。首都圏で有名な中学受験予備校で「四谷大塚」というのがございますが、まず、4年生の時点で入塾テストを受けます。当然そのテストは、普通の公立小学生では解けないレベルです。しかし、その塾で勉強したければ、その塾が開催するテストに合格して、自分は十分その塾のカリキュラムについていける実力があることを証明しなければいけませんでした。よって、そのテストに合格するために準備をする必要があったわけです。当然、小学校4年生になってから始めたのではまにあいません。その1年前の3年生から、あるいは2年生から塾通いということが行われてきました。
しかし、昨今は、そうした過激な受験勉強が影を潜めてきました。おそらくその理由の一つが、塾業界の進化にあるわけです。上記で示したように、昔は「四谷大塚」の独壇場でした。なによりも入試に対する情報量が他社の追随を許さなかったのです。それに長年築き上げてきた信頼というのも大きな要因です。「あそこへ通えば受かる」とひとたび評判が定着すれば、ネットのない時代ですから、受験生とその両親は、そこに殺到したわけです。
しかし、ネットの時代になり比較的楽に情報収集することが可能になった現在、多くの新規ライバルが教育産業に入り込んできました。そういう意味では、昔と今は逆転しているかもしれません。昔は、情報量不足ゆえにたとえ流言であってもそれを信じるしかなかったのです。しかし、現在は、逆に情報量が多すぎることで、どれにしていいのか判らないという状況が生まれているわけです。
ネットが発達したことで結局は、実際に行って体験授業を受けることできまるというもっとも原始的な方法にもどったということです。しかし、一回の授業で、どの程度本質に踏み込めるでしょうか。
4、トライは体験授業だけではありません。
ネット環境さえ整っていれば、今この瞬間のトライの授業を体験できるのです。しかも全教科できます。“TRY IT”という企画をトライは打ち出しました。これは、本来体験授業の延長という趣旨で立ち上げたものではありません。どなたでも、無料でトライの授業を受けていただくという企画なのです。しかし、だれでも好きなだけ利用できるといくことですので、利用しない手はないでしょう。勿論、多くの方の視聴を意識して作成されたものですから、自分の要求する授業内容ではないかもしれません。しかし、トライの授業風景をじっくり観察して、トライの城行のレベルを把握するためならこれで十分でしょう。
5、トライの他とは違うところはまだまだあります。
先ほどお話差し上げた「ロビンソンの法則」を覚えていますか。授業後1時間以内にその授業の復習をするというものです。そのために、トライは自習室をご用意いたしております。それだけではありません。在籍生にはいつでも自習室が使えるようにしております。
皆さんは、自分が受験生だったころ勉強スペースを確保するのに苦労した経験はございませんか。例えば、夏休みに勉強しようと思って近所の図書館へ行ったのに満員で使えなかったとか、あるいは、友達からノートを借りたのまではいいのですがコピーしたくなったという経験はございませんか。理科をやっていたけれど急に数学が心配になったというのはどうでしょう。トライは、自習室だけではありません。有料のコピー機も小学生から中学生のドリルを各教室に完備しています。さらには職員も在中しているのでいるでも相談にのれます。
さらに、充実のサマースクールも用意しています。9泊のコースと19泊のコースがございます。場所は、越後湯沢にあるホテルニューオータニです。対象は小学4年から高校生までです。ここでは、単に勉強するだけでなく、新潟の自然を生かした様々な体験型プログラムを用意しています。勿論、息抜きも用意しています。BBGやハイキングなどで楽しんでいただけるよう企画しています。
一方、医学部受験生は、そんな悠長なことは言ってられません。夏こそ勝負だという人が多いのではありませんか。そういう方には、「医学部・難関大合格合宿」をお勧めします。これはなんと、ザ・リッツ・カールトンを会場にして行われる合宿です。
一般のかたも勉強だけの合宿を望んでいられる方も多いでしょう。そういう方のために、トライは全国30か所のホテルを抑え、合宿を敢行します。全国30か所の都市で開催しますので、一度は行ってみたかったところで勉強してみてはいかがですか。ただし、数に限りがありますので、お早めに予約をお勧めします。
さらに、トライは、ハワイ大学と提携を結び、夏の間トライの生徒さんを受け入れていただけるよう契約を結びました。中学生・高校生対象のこの企画は、10泊の中でハワイ大学をはじめとした地元ハワイの学校に留学して勉強していただくという企画です。異文化交流の大切さはよく耳にするところですが、なかなかチャンスはないものです。仮に見つかったとしても、その内容がどの程度もものなのかが不明の場合もあります。その点、ハワイ大学は、世界大学ランキング100~150に位置する大学です。同じランクに位置する日本の大学は、東北大学です。したがって、東北大学と同程度の評価を世界で得ている大学に短期留学できるということです。
6、個別型塾と完全個別は違います。
個別型塾・完全個別、字で判断する限りあまり違いはないようです。ところが、これは全く違うシステムです。個別型塾というのは、確かに個別ブースを使うという点は同じです。しかし、一人の講師は、大概一度に3名程度の生徒を見ます。その時の学年と教科はまちまちです。
トライの完全個別というのは、一つのブースに生徒と講師が一人ずついるという状態です。講師は目の前の生徒だけを見るというシステムです。