1、定年退職後の人生に満足していますか

 よく定年退職後は、第2の人生というフレーズを目にします。しかし、その第2の人生を謳歌している人はどれほどいるのでしょうか。私は、まだその年齢に達していないので毎日働きアリよろしく電車に乗られて出勤しています。ただ私の場合は、自営業なので、一般のサラリーマンと電車の利用時間が多少異なります。

 

大体朝は11時ごろに電車に乗ります。その時間帯の電車利用者は、大半が60・70代の男性です。見た感じどうも仕事に向かうという風ではありません。やることがなくただ長年の癖で電車に揺られている様にお見受けしました。その数は一人や二人ではありません。

 

私は、ほぼ毎日同じ電車、同じ車両、同じ出入口、そして、同じ席に座って、毎日同じ目的地に向かいます。一方、そうした初老の男性は、日々面子が異なります。

 

しかし、長年の労働から解放されて第2の人生を謳歌している様には見受けられませんでした。むしろ、やることがなく手持無沙汰な様子でした。

 

 自分に振り返って考えました。自分が定年と呼ばれる年になったらなにができるだろう。確かに自分はどこかの会社の従業員ではありません。自営業ですから、いつでも自分の判断で引退できます。

 

しかし、何か趣味があるわけでもありません。学生時分の友人も今は疎遠になっています。今自分の周りにいる人間は、ほとんどが仕事の繋がりです。ということは、自分と社会を繋げているのは「仕事」だけであって、それを失った瞬間、自分は社会で孤立した存在になるということを初めて認識しました。

 

 しかも年金の額は年々減らされています。自分が年金受給者になるころはどうなっているのか想像もつきません。平均寿命が80歳を超えた現在、定年退職した後の20年間をどう過ごすかについて考える必要性に初めて気づきました。

 

1-1、現在の仕事以外になにができますか。趣味はお持ちですか。

私の趣味は読書です。いわゆる「晴耕雨読」が人生の目標です。とはいえ20年間晴耕雨読という生活もどうかという気がします。やはり、多少なりとも社会とはかかわっていきたいと考えております。

 

さて、トライでは、「大人のための家庭教師」という分野を現在開拓している最中です。子供向けの家庭教師というのは、はるか昔から存在したでしょう。しかし、成人した大人をターゲットにした家庭教師という企画は今までなかったのではないでしょうか。

 

例えば、こういう感じです。我々日本人は、義務教育を受けていますから多少の英語の知識があります。しかし、中国語あるいは韓国語を理解できる人はどの程度いるでしょうか。

 

ネットのお蔭で、国家間の物理的距離はビジネス現場ではほとんど考慮しなくていいほどその存在は薄くなっています。これから中国・韓国とのビジネスの機会はますます増加するでしょう。

 

以前なにげにネットウエーブをしていた時「釜山港・ハブ港としての力を失いつつある」という題名の動画を視聴したことがありました。その時韓国行政の若き女性が日本をはじめとした様々な外国のビジネスマンと丁々発止を繰り返していました。

 

私が驚いたのは、その女性は、韓国語は勿論のこと、英語、日本語を駆使してプレゼンテーションをしていました。画面では紹介されていませんでしたが、ひょっとしたら中国語もこなせる才女だったかもしれません。国際ビジネスの場とはこのような才能の持ち主が集うのかということで大いに啓蒙されたことを覚えています。

 

振り返って、我々日本人は、確かに多少の英語は理解できます。しかし、中国語に至っては、「漢文」という2000年前の中国語を1300年前の日本語に翻訳して理解するという経験しかありません。

 

つまり、これからますます取引が増大するであろうビジネスパートナーは、韓国、中国でありますが、その彼らの言語を習得した人というのは限りなく少ないということがいえます。

 

ビジネスの基本は「希少性」です。数が少ないほど市場で高く評価されます。今こそ韓国語、中国語を余暇を使って密かに勉強を始めてはいかがでしょうか。あるいはフランス語、ドイツ語も用意しております。退職前にフランス語を習得し、単色と同時にフランス料理の世界にはいるというプランはいかがでしょう。

 

1-2、実はフランス語にもドイツ語にもあるのです。

いきなり、語学を取得せよといわれても難しいと思います。英語で散々苦しめられてきましたから、多くの日本人はいまさら外国語の勉強なんてと考えているのはないでしょうか。

 

しかし、目標を細分化したらどうでしょう。英語でも英検5級からあると同じように仏検、独検というものがあります。今から初めて定年までに2級ぐらいまで実力をつけて退職後は、一気に翻訳レベルまで実力をつけるというのは、いかがでしょう。

 

何度も言いますが英語は誰でも多少は出来ますから英語力で社会と結びつこうと考えた場合、ハードルはかなり高いものになります。現に「ソーホー」という言葉が現れてから約20年、企業が単純作業を外注に出すというのは定着しています。そこでの一番多い言語に関するタスクは「英語」でしょう。

 

しかし、要求されるレベルは英検1級以上です。ほとんどが同時通訳とか専門書の翻訳や契約書の英文化などかなりの高い英語力が要求されます。

 

1-3、お勧めの言語・中国語

現在日本からシンガポール・香港・ニュージーランド・スイスへ移住する人の数は1996年で年間6700人だったのが平成13年には17000人に増加しています。

 

理由は、様々でしょうがよく言われている噂では、節税のためだそうです。日本では所得税率が最大で45%、それに地方税、国民年金、国民保険(厚生・共済年金)を払わなくてはなりません。しかし、シンガポールでは「所得税」だけで、その最大税率は20%です。

 

1-4、シンガポールの言語と社会について

まずは言語についてお話します。クー氏(Kuo 1976)による研究ではシンガポールには5大言語(英語、マンダリン、マレー語、タミル語、福建方言)と3小言語(潮州方言、広東方言、海南方言)があるそうです。言語的多様性を示すシンガポールでは1965年の独立時に現在の4公用語(英語、マンダリン、マレー語、タミル語)を制定しました。

 

1-5、家庭教師の対象は個人のお客様に留まりません。

最近、企業様で社内公用語を英語にするところが増えてきました。日産自動車のゴーン元社長は、社内では日本語を話さないので有名でした。実は、かなり前からトライでは、さまざまな企業様に英語講師を派遣しているのです。

 

英語といっても企業様の要求する英語の授業は、学校の英語授業とは全く異質です。ビジネスの現場で即戦力となる語学力を欲しているわけです。契約文書は勿論のこと、社内メールも英語ですから、英語での送受信できなければ日々の仕事に支障が生じます。

 

また全体会議は、英語で行われます。外部のお客との会議は日本語でも、社員しか参加しない会議は基本として英語で進められます。

 

つまり、期限を決めてそれまでに社員を目標の英語力、すなわち、英語でメールの送受信ができ、会議においても英語で参加できるレベルになることを要求されるわけです。

 

周知のごとく、リスニング能力とスピーキング能力は、これまでの日本の学校での授業では避けられてきた分野です。参考書を探しても読解に関する本に対し10分の1程度の本しか出回っていない状態です。

 

つまり、独自にリスニング能力開発、スピーキング開発能力のためのプログラムを作成する必要性がありました。現在のところ、お蔭様で、企業様の目標値には達成できたようです。しかし、学習プログラムの開発は現在でも続いております。

 

2-1、趣味・スポーツをより楽しむための家庭教師

家庭教師トライでは、運動系の家庭教師として
1、ゴルフ
2、テニス
3、陸上
4、ダンス
5、バスケット
6、水泳
7、野球
8、サッカー
9、フットサル

 

文化系の家庭教師として
1、ピアノ
2、ギター
3、料理
4、茶道
5、ペン字
6、水彩画
7、油絵
8、バイオリン
9、フルート
10、ボーカル
11、文学

 

というジャンルを取り揃えております。もっとも、これらは、全体のほんの一部でして、まだまだ紹介しきれない分野がたくさんございます。

 

ここで、申し上げたいことは、ここで家庭教師を登録なさっている家庭教師の皆さんは、学生時代部活動で汗を流したことがあるというレベルではありません。

 

例えば、野球の家庭教師は、元ワールドベースボールに出場したプロ野球選手だった人です。サッカーの家庭教師は、元Jリーガーです。水泳は、元オリンピアです。

 

すなわち日本代表でオリンピックで戦ってきた選手です。各種目日本代表経験者クラスを揃えている処、家庭教師トライのすごいところです。人脈の広さは、スポーツ界に留まりません。

 

嘗て、「声優」の勉強がしたいという生徒がいました。家庭教師トライが探してきた先生はなんと現役声優の堀口さんでした。「夏目友人帳」の田村役で有名な声優さんです。生徒がびっくりしたことはいうまでもないでしょう。単に声優の仕事に留まらずに業界の話を聞けるわけですから、生徒は大喜びです。

 

話は飛びますが、古文書の研究者の磯田先生が今大人気だそうです。かれの強みは古文書を現在の新聞のように読めるところです。彼の読解力のお蔭で定説とされてきた日本史が覆される場面も出てきたわけです。

 

例えば「板垣退助」についてどの程度ご存知ですか。彼に言わせると最も尊敬に値する日本の政治家だそうです。一般の教科書には載っていない黙殺された事実を紐解き、はたして現在通説とされている評価は、本当に正しいといえるものなのかを問うているわけです。

 

退職した方の趣味で多いのが旅行だそうです。しかし、そこにもう一度高校のころに戻って古文の勉強をするという手もあるかもしれません。もし古文が理解できるようになれば旅行で訪れた先で、たまたま目にした古文書の一節が解読で来たら楽しくはないですか。

 

2-2、音楽が嫌いな意図はまずいないでしょう。

素晴らしい音楽を聴くと気分が和らぎます。でも、多くの方は私と同様、ただ聞くだけではないでしょうか。ピアノを弾ける人を見ると素直にうらやましいと感じます。

 

なんでもいいから楽器を一つ自分のものにしたいとお思いの方は結構多いのではありませんか。かくいう私もいつかピアノが弾けたらいいと考えている人間の一人です。近所の電化製品量販店に行きまして取りあえず電子オルガンの一番売れている言うものを購入しましたが、練習するにつれて音楽の基礎がないことが気になりだしました。

 

オタマジャクシのドレミはわかります。でも○×の時使う記号が何を意味しているのかさっぱりなわけです。因みに○×の記号は「シャープ」ということを後で知りました。

 

でも、想像してみてください。自分のお気に入りの曲を自分の指で奏でることができるとしたらすばらしいことではないですか。何かの息抜きにピアノを演奏するという趣味はいかがでしょう。

 

ただ、問題があります。ピアノの基礎を習いたいとしても今更近所の子供たちに混ざってピアノ教室に通うのはさすがに気が引けます。近所の人たちに知られないように練習したいものです。

 

トライでは、なんとコンクールに出場しても恥ずかしくないほどに鍛えてくれます。家庭教師の皆さんは、音楽を学問として勉強なされてきたわけですから理論もしっかりしています。当然、実技も素晴らしい技術をお持ちのかたばかりです。

 

よくある質問です。

 

 1、ピアノがないのですけど大丈夫ですか。
  先生のお宅での指導下かスタジオの指導もありますからピアノをおもちでなくとも大丈夫です。

 

 2、回数は何回ほど考えればいいのでしょうか。
  生徒さんの希望に合わせてスケジュールを組んでいきます。例えば、ある曲だけをマスターしたいということならば、その曲が弾けるようにスケジュールを組みます。あるいは、小学校の教員を目指していらっしゃるなら基本事項は抑える必要がございます。このように生徒さん一人一人も目標を聞いてその上でスケジュールを組んでいきます。

 

 3、まったくの素人です。
  まずは、片手から始めます。片手ができるようになったら両手での練習に移行します。家庭教師ですから、生徒は一人です。生徒さんのペースに合わせます。