家庭教師に向いている子の特徴3選

うちの子って家庭教師にお願いしたほうが伸びるかしら

思春期に入り、自我が芽生えてきたみたいで、なかなか私の言うことを素直に聞いてくれなくなったわ・・・ 小さなころはとってもかわいかったのに、最近は反抗的で・・・

しかし成績も思うように伸びなくて。大人になって給料を稼ぐためには学歴も必要なのに。という私も子どものころは親に勉強しろとしつこく言われて嫌だった。でも私も親の立場になって、成績が上がらない子どもにイライラ・・・ あの時の親とおんなじことをしている。

なんて小学校高学年からぼちぼちとそんな親御さんのため息が聞こえてきます。

だんだんと、親の思いの押しつけは通用しなくなり、お子さんの気持ちをくみ取り、理解をしながら共に歩んでいく時期に入ってくるのですね。 【参考記事】中学生が勉強しないとどうなる?

中学生にもなると、生徒の気持ちに共感する努力をせずに、やみくもに競争させたり言うことを聞かせたりする先生は通用しなくなってきます。お子さんの成長に合わせて親も成長する必要に迫られてくるのです。

無理やり勉強をさせるという方法は通用しなくなってくるんですね。それよりかは、家庭教師の先生や塾にお任せして、夜食や送迎など、さりげなく、子どもさんが求めていることをバックアップする。関係性は変化してきます。直接的よりも、間接的な支援へと求められるものが変わってくるんですね。

家庭教師に向いている子の特徴1 勉強習慣づけ、勉強の仕方など、作戦を立ててもらいたいお子さん

自宅学習の習慣をまずはしっかりとつけてほしい。そういう希望が強いならば、家庭教師の先生にお願いするのは有効な方法です。なぜかというと、家庭での勉強の中で教わることによって、川の流れのように自然とお部屋の机で勉強に取り組む習慣がついてきます。

また、勉強のスケジュールや家での勉強時間、どういったテキストを使うかといった作戦面も、子どもさんにさりげなく外部の先生からアドバイスをもらうという方法が、子どもさんとしてもすんなりと受け入れやすいということがあります。

しゅうとめさんから、家のことを掃除の仕方から、ご飯の作り方までこと細かく指示されるより、ちょっと距離のある人に自分で聞いて取り組んだほうがすんなり意見を受け入れることが出来ませんか?

もうお子さんはそういう時期に入っているんですね。レールに乗せられるのはわれわれだって、コントロールされているようで嫌ではないですか。テキストの選び方、どんな教科に力を入れるか、毎日どれくらいの時間がんばってみるか・・・

こういうことも、先生のアドバイスを受け入れながら自主的に考える時期に入っているんですね。

家庭教師に向いている子の特徴2 塾だと、塾内の人間関係に集中力をそがれることがある ストレスを気にせず勉強にまい進したいお子さん

塾だと、どうしても多人数で一緒に勉強することになり、その中に苦手な人がいるとなると、これは勉強に集中できないし、気持ちも乗ってきません。

われわれだって同じではないですか。職場に苦手な人がいたら気になってしょうがない。しかし仕事は生活の糧だから、しないわけにはいかない。

そんなストレスをお子さんも味わいたくはないかもしれませんよ。それに、夜に塾までの行きかえりで危険な目にあうこともないし、家で英気を養いながら勉強ができる。幸せなことではないですか。

人間関係に不安のあるお子さんには家庭教師の先生は向いていると思います。しかし、人間関係はだれだって悩むものですから、お子さんだけではないと思います。

家庭教師に向いている子の特徴3 学校が好きではないお子さん

学校に行けてない、好きではないお子さんにとって塾は集団学習なので苦痛を伴うでしょう。ただでさえ勉強にまい進してほしいのに、そんなストレスをかけたくないし、お子さんも望んでいない可能性が高いでしょう。

サッカーでも野球でも、ホームだったら力が発揮できるし、表情も生き生きして、結果勝率がよくなるのは有名な話です。

われわれだって一緒ではないですか。自分の生き生きできる場所だったら、気持ちも安定して、勉強や課題への取り組みも腰が入ってくるではありませんか。

なにより、生き生き楽しんでいるお子さんの顔が見たいのが親の願い。無理なく力をつけてあげてください。きっとお子さんなりに前進したいという気持ちが出てくるのではないでしょうか。

「ベイビーステップ」って言葉があります。あかちゃんのように、ちょっとずつでも一歩一歩前に進めたら、それをほめてあげましょう。親から認められ、ほめられたら、わたしたちだって嬉しかったじゃないですか。

無理やり勉強をさせたり、イライラしたり、心配したり・・・

そうではなくて、さりげなく環境を整えてあげて、おおらかに見守り、お子さんが助けを必要としているときにそって後押しする、そんな親でありたい。わたしも親の一人としてそう思います。

家庭教師に向いている子の特徴を管理人なりにまとめてみましたが、当てはまらない子はもしかしたらいないのかもしれませんね。手厚い環境を整えてあげて、さりげないバックアップ。どこのお子さんだってこういうバックアップだったらうれしいのではないでしょうか。