家庭教師の選び方5選

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家庭教師の選び方5選

家庭教師派遣センターの善し悪しの情報は今の時代ネットや口コミで手に入りやすいものですが、家庭教師自身の力量となるとなかなか有力な情報は得られないものです。

本人が問題を起こしたり期待に応えてくれなかったりするようであれば派遣センターに相談して変更することも可能ですが、貴重な時間とお金のロスはなるべく避けたいもの。

そこで極力時間をかけずに優秀な家庭教師を見極めるポイント5つをご紹介します。指導時間中コッソリ見張らなくてもOK、意外なところから見えてくるものなんです。

1. その日どんな授業をしたのか、講師・子供の両方がシッカリ説明できる

子供が指導内容に興味を持ち、「自分が今なにをやっているか」を意識して取り組むことは効果的な勉強をするのに必要なことです。優秀な家庭教師なら、子供の意識を勉強に誘導することはお手の物。それによって【身に付く勉強】をこなした子供なら、どんな授業をしたのかシッカリ説明ができるのです。

「自分がやったことくらい説明できて当たり前」と思われるかもしれませんが、目的もわからずに漫然と問題を解いていたのでは、子供の感想は「問題解いた」の一言で終わってしまいます。

「こんな勉強をした」、「ここを間違えたけれど教えてもらって理解できた」というように、授業時間中の風景が浮かびあがってくるような感想が子供からスラスラと出てくるようなら、その家庭教師は優秀です。

また、家庭教師自身の口から説明ができるかどうかも重要なポイント。授業時間中、子供に問題を解かせておきながら自分はボーっとしていたり他のことをしていたり、という講師も残念ながら存在します。

優秀な家庭教師なら、授業時間は自分のために使ってはいけないということは理解していますし、子供が何をしているのか常に把握していて当然です。従って、ただ問題集を解いただけの授業でも「どんな問題で詰まっていたか」、「どこで間違えたか」などを説明できるはずなのです。

2. 子供が教わった内容を親に話したがる

雑学でもうわさ話でも、自分が面白いと思ったことはつい人に話したくなりますよね。勉強においてもそれは同じことで、勉強内容に面白さを見出すことができたら人に話したくなるものです。子供が教わった内容を話したがるようなら、子供が興味を持つような充実した授業を講師が行っているということです。

ただ、口数には個人差がありますから子供が一切授業の話をしないからといってイコール悪い家庭教師とも限りません。一方で勉強に関係ない講師のプライベートの話ばかり出てくるようであれば、授業時間中脱線して雑談ばかりしている可能性があるので要注意です。

3. 子供が質の高いノート作りをできている

効果的な勉強には質の高いノート作りが不可欠。ただ問題の解答とマルバツが並んでいるだけではなく後から読んでもすぐ頭に入っていくようなまとめノートを子供に作らせるのが、勉強を教える側にとっての腕の見せ所です。

優秀な家庭教師はまず勉強に効果的なノート作りから子供に指導していくもの。子供が授業の際に使用しているノートを見れば、家庭教師が優秀かどうかは一目瞭然ということですね。

4. 宿題の量が大すぎず少なすぎない

宿題の量が適切かどうかは、子供の勉強量だけではなくモチベーションも左右します。高すぎるノルマを課せられるとヤル気がなくなってしまうのは大人だって同じことですよね。

かと言って、すぐに終わらせてしまえる内容だったら子どもの油断を招きます。「先生が来る直前ギリギリに終わらせればいいや」と、後回しの悪い習慣がついてしまうことにもなりかねません。

したがって子どものペースや実力なら必ず達成できる量、毎日2時間以上机に向かうライフスタイルを作れるような量の宿題を出すのが優秀な講師です。その理由は経験や実績だけではなく、子どものことをどれだけ見ているかが如実に表れてくる部分だからということでもあります。

子どもが勉強をするために必要とする時間に比べれば、家庭教師の授業を受けられる時間というのはほんのわずか。子どもには講師がついていない間も身に付く勉強を自発的に行っていかなければなりませんので、学校・家庭教師のスキマ時間を埋める宿題は大きなキーポイントとなってきます。

理想的なのは、宿題を通して子どもに計画的な自主学習を身につけさせてくれる講師ですね。

5. 近所の人のうわさ話をしない

子どもの勉強とは一見かなり離れた話ですが、これも非常に重要なことです。家庭教師は近所に住んでいる講師が派遣されてくるパターンがほとんど。普段の生活で関わりがなくても講師=ご近所さんなのです。

講師と雑談の中で近所の人や共通の知り合いの話題が出てくるのなら要注意です。なぜなら、身近な人のことをよくしゃべる講師なら他所であなたの家のことをコッソリ話している可能性があるからです。

家に招き入れる以上、家の中の様々なことを講師には知られてしまうものですし、子どもとのコミュニケーションの中で知られる情報もあることでしょう。守秘義務をシッカリ守るのも家庭教師の仕事。口の堅い講師こそがプロ意識の高い優秀な講師なのです。

学力アップ効果はなかなかすぐに出るものではありませんが、この5つのポイントなら授業後の講師・子どもとのちょっとしたやり取りでスグに見極めることが可能です。お世話になっている家庭教師が優秀かどうかが気になるけれど、授業時間に無闇に介入するのは気が引ける……という人もこれで安心ですね。

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