高校生の塾費用(集団指導と個別指導と家庭教師の比較)

参考記事
高校生が塾に行くのはまだ早い!「安くて成績が上がる」ウワサの家庭教師 »

高校生の塾費用

高校生の塾費用について、しっかり調べることは、親としてできるサポート選びのために、とても大切なことです。

2018年の文部科学省調べによりますと、高校生の学習塾の年間平均費用は、以下のとおりです。

区分 公立の高校 私立の高校
平均 106,884円 129,313円
第1学年 71,534円 85,200円
第2学年 98,567円 120,636円
第3学年 150,650円 183,807円

公立高校に行く高校生のケースでは、1年間を通してかかる費用は106,884円、私立に行く高校生が一年を通してかかる費用は129,313円です。大学受験の足音がひたひたと忍び寄ってくるにつれて塾に入る高校生が多いこともあり、教科数も増やすことや、夏期講習、冬期講習などに積極的に参加することもあり、学年が上がるにつれ平均費用も上がってきます。

集団指導タイプの塾費用

次の表は、集団で指導を受けるタイプの塾の年間費用の一例です。

コース 入会金 年間授業料 合計
高校1年(120分通常講座) 17,000円 441,200円 458,200円
高校1年(120分特別講座) 17,000円 493,700円 510,700円
高校2年(120分通常講座) 17,000円 441,200円 458,200円
高校2年(120分特別講座) 17,000円 493,700円 510,700円

この金額は、英国数の一年間の塾費用で、複数科目を受けることで少しお得になった金額です。特別講座は、難関大学対策の講座です。高校二年生までの塾費用は変わりません。

コース 入会金 1・2期受講料 夏期講習・冬期講習・冬期直前講習受講料 合計
高校3年(120分講座) 17,000円 327,000円 193,800円 537,800円
高校3年(240分講座) 17,000円 652,200円 240,300円 909,500円

対象は、英数国3科目で一年間の合計の塾費用で、複数講座受講割引適用後の金額です。夏期講習は5日間講座、冬期講習は一般的な大学進学コースを、冬期直前コースは1授業時間80分の講座を、それぞれ受講すると想定しています。

高校三年生の場合、受験が目前に控え、いろんな講習をバンバン受けますので、そのたびに追加費用が掛かりますので、かなりの高額となってきます。

参考
高校生が塾に行くのはまだ早い!「安くて成績が上がる」ウワサの家庭教師 »
「高校生は塾に行くべきか問題」が気になる方はこちら »

個別指導タイプの塾費用

こちらは、個別指導塾の年間費用の一例です。

学年 入会金 週3回通塾の場合の年間受講料 週5回通塾の場合の年間受講料
高校1年 0円 505,440円 790,560円
高校2年 0円 544,320円 855,360円
高校3年 0円 583,200円 920,160円

このケースでは、英数国3科目で1回の講座は90分の設定です。塾費用にテキスト代は含まれていますが、教室維持費、夏期講習や冬期講習、模試などの費用は含まれていません。
 集団指導塾に比べて個別指導は、割高にはなります。

家庭教師の費用

家庭教師ランク 1時間あたりの料金 月額 年額
一般 4,500円 36,000円 432,000円
中級 6,000円 48,000円 576,000円
上級 7,000円 56,000円 672,000円
最上級 9,000円 72,000円 864,000円

1回2時間、月4回の設定で科目の指定はない設定です。家庭教師の先生へのお支払いのほかに、先生への交通費はかかってきますが、ここでは、入会金、テキスト代は不要の設定です。

管理人のひとこと


家庭教師は、マンツーマン指導で、わからないところを周りを気にせずいくらでも聞くことが出来ます。先生がいないときにわからない問題に遭遇しても、家庭教師センターの本部に連絡すれば、教えてくれるところがありますので、一つ一つわからないところをつぶしていきたい高校生には非常に綿密な支援を受けることが出来ます。

また、集団授業と違って、周りの生徒の顔色や空気を読みながら、わからないところを聞き逃すということがありませんので、コストパフォーマンスでいうと、断然家庭教師が上回ります。

上記の一般的な試算よりも、かなり安くやってくれる上、成績を上げるのが上手い家庭教師もあります。

さらに、年上のお兄さん、お姉さんに教わることは非常にモチベーションをかきたてられます。そして、テキストも家庭教師の先生がいいものを知っていますから、テキスト選びから、テスト対策に向けての作戦面まで、お子さんへのオーダーメイド、お子さんの性格に合ったものを、寄り添うように考えてくれるのが家庭教師の良い点です。

集団授業で質問をしなくても理解できるほど能力があるお子さんなら、塾がいいでしょう。ところどころわからないところがあるけれども、目標の大学は理想を下げたくないというお子さんなら家庭教師がおすすめです。

参考記事
塾に行くのはまだ早い!高校生向け「安くて成績が上がる」ウワサの家庭教師 »

「マッチング家庭教師おすすめ5選」気になる方はこちら »
「オンライン家庭教師おすすめ5選」が気になる方はこちら »