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勉強しない子を見捨てる問題
勉強しないわが子・・・ このままだと高校も普通高校は無理、そのまま就職。かといってしたい仕事もない・・・
将来に不安しか感じないわが子。もう子供の将来を考えることさえ無駄な時間に思える。
でも、転職を繰り返し、低賃金で結婚もままならず生活している大人もいっぱい知っている
子どもの人生は子どもの選択とはいうものの、このままでいいんだろうか・・・
いいえ、勉強しない子を見て見ぬふりするということは、見捨てるのと同じこと。
こう考えてみましょう。人は誰一人として同じ趣味嗜好とは限りません。勉強に苦手意識を持っている場合でも、その人には得意な分野や興味を持っている分野があるかもしれません。
勉強しないということは、やはり将来の選択が狭まり、たとえ今の職業を辞めたとしても、学歴があるということは次の仕事が見つかりやすくなります。
人生は一生勉強。家の中での親御さんの応援と励ましは子どもさんの将来にとって大切です。勉強に興味や関心をもたせる働きかけをすることは必要不可欠です。勉強が苦手と感じているお子さんには、専門家の支援や補助を受けることもできます。
まずは、まっさらできれいな何も上に乗っていない、すっきりした机を用意してあげましょう。我々大人だって、職場でデスクワークをするときに、まっさらな机に、ぽんっとノートパソコンが乗っていたら、気持ちもすっきりして仕事に取り組みやすいでしょう。
整った環境は、頭の中もクリアにしてくれます。
そして、できれば、塾や家庭教師と言った、周りからの刺激も用意してあげるといいでしょう。年の近い大学生のお兄さん、お姉さんがおうちに来て、お世話を焼いてくれること自体が、将来への希望や勉強へのやる気を渙発してくれます。勉強をやれと上からものをいうだけでは、思春期の段階では通用しません。環境を整えてあげて、勉強しているところに、お茶とおにぎりをそっと出してあげる。言葉はなにもいらない。
そんな応援の仕方が、思春期のお子さんには間接的に働きます。また、お部屋の整理整頓も、お子さんの希望の範囲、機嫌を損ねない範囲でしてあげるといいでしょう。整理整頓された環境は、気持ちをクリアにしてくれます。
そして、栄養と睡眠。しっかりとご飯を食べさせて、勉強は何時までと決めて、しっかり睡眠時間を確保することで、規則正し生活を応援しましょう。しかしそれは、押しつけがましくなっては逆効果で反発を招いてしまうといけませんので、お子さんが受け入れれる範囲で行うのがいいでしょう。もはや、小学生時代とは違い、親の意向を押し付けて言うことを聞かせるのは無理があります。主導権はもはやお子さん以外にはないのです。
後方支援、環境を整える。こういったスタンスで見守ってあげることしかできないのですが、親として、それをしっかりやってあげれば、応援している気持ちは伝わりますし、こどもの可能性を引き出すことにつながります。
勉強しない子を見捨てるのはまだ早いですよ。