参考
家庭教師の選び方5選
優秀な家庭教師を見極める5つのポイントをお話しします。
①教師の学力
優秀な家庭教師は学力が高いです。学歴の高い先生が必ずしも教え方が上手だとは言い切れませんが、学力の低い先生は授業を行う分野への理解度が浅いというのも否定できません。学力の高い先生は子供からの質問にも即答できますし、子供の理解度への感知も高いのでその点では優秀です。お子様の志望校と照らし合わせて、お考え頂きたいと思います。
②コミュニケーション能力
優秀な家庭教師は「子供の状態を把握する力」と「分かりやすく伝える力」が高いです。教師は、子供の表情や言動から子供の理解度やつまずきポイントを読み取らなければなりません。ノートの字を見れば子供の精神状態も分かります。細やかに目を配り、お子様の状態を的確に把握しながら向き合ってくれる先生をお探し下さい。
また、教師はどんな教え方が子供に一番向いているのかを見極めながら授業をします。「分からない」と訴える子供に同じ説明を繰り返す教師は残念ながら力不足です。お子様の性格や理解力にあわせた指導ノウハウを持っている教師をお選び頂きたいと思います。
③判断力・決断力
優秀な家庭教師は、自分に自信がありますので判断力・決断力に優れています。お子様ひとりひとり状況は異なりますが、例えばお子様の学力が極めて低い場合、何をすべきか、何からしなければならないのかの判断をせずに目の前のことだけしていても決して成績は上がりません。
ちゃんと根付いていない木にどんどん栄養を与えても木は育たないのと同じ原理です。必要ならば一学年前に遡ったところから勉強し直すといった的確な判断・決断のできる教師なら安心してお任せして頂けると思います。
④教育スタイル
お子様を安心して託すには、教師に確固たる「教育理念」があるかが重要だと思います。優秀な教師は、己の教育理念に基づいた教育スタイルを持っているからです。
教育スタイルは教師によって様々ですので何が正解ということはありませんし、お子様の性格との相性で選んで頂ければよいのですが、残念ながらそれが一貫していない教師ですと、行き当たりばったりの教育になってしまいます。
⑤人を惹きつける魅力
人気のある先生というのは、子供の心を掴むのがとても上手です。勉強を教えるだけでなく何でも気さくに話せる先生の存在は、お子様の心の拠り所になることも多いですし、お子様のモチベーションを上げるうえでも大切です。